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さいたま北支部のワンコイン行動 |
埼玉土建の各支部では、年末年始の仕事対策として宣伝行動が取り組まれている。足を踏み出した支部には地域から反応があり、実際に見積もり依頼もあり受注へとつながり始めている
さいたま北 :ONEコインサービスで地域密着
さいたま北支部は11月から技住対部を中心に年末の仕事宣伝に対して本格論議を開始、『ONEコインサービス』を生み出した。内容は?建具の不具合、?水周りの不具合、?外壁や屋根点検の3項目を中心にワンコインで点検する。12月13日(日)にチラシを配布、翌週20日(日)にサービスを実施、地域との距離を縮める作戦だ。
今回の行動では試験的に支部事務所周辺の北区に約6千枚のチラシを配布、自治会の掲示板にもチラシ掲示を申し入れた。結果、20日の実施日までに18件のサービス依頼が舞い込んだ。20日には8人でサービスを実施、その中から14件、見積もり金額にして350万円を超える工事の相談につながった。
さいたま南:ポスティングと宣伝カー運行
さいたま南支部では、独自の宣伝テープを作成、書記局員らが外出時に宣伝カーを運行している。12月中の運行目標は1千?だ。宣伝カー運行と同時に、7万枚の仕事宣伝ビラを作成、新聞折込や分会でのポスティングを実施し、これまでに住宅解体や住宅クリーニングなど7件の仕事につなげている。
小さなサービスから大きな実りへ
2支部に共通しているのは「組合への信頼」「地域密着」「小さな修繕・サービス」だ。これは地域に根ざした組合と地元の職人だから取り組むことができる運動だ。
すぐには大きな仕事には結びつかない地味な取り組みかもしれない。しかし、この運動は「組合・町場の仲間」と「地域住民」との距離を着実に縮め、必ずその先の大きな実りにつながる取り組みだ。 この2支部の教訓を各支部の運動、仲間の仕事確保に活かしてほしい。
(住まいのネットワーク51号はこちら)
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