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住宅エコポイント 6月は42億P 内窓多く経済効果少ない
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住宅エコポイントの6月の発行ポイントは42億ポイントで、5月の約3倍となり、6月までの累計は58億ポイントとなった。
内訳は新築が約34億ポイント、リフォームが約23億ポイントで新築の発行ポイントが初めてリフォームを上回った。リフォームでは約9割が「窓の断熱改修」となっており、その中心は「インプラス」に代表されるすぐに設置できる「内装タイプ」で、労務費などはほとんど発生しません。
さらに市場ではすでにサッシメーカーによる価格競争も始まっているため、住宅エコポイントの重要な目的「経済対策」に全くなっていないとの声も上がっている。
国交省では来年度もエコポイントを継続する意向で、その中には太陽光発電などの設備も発行対象に加える案も浮上しているが、経済対策として行うのであれば、さまざまな職種がかかわることになる。壁断熱や床断熱工事の発行ポイントの大幅な引き上げや、耐震改修なども対象に加えるべきでしょう。
そうしなければ、経済対策としての住宅エコポイントにはならない。 (住まいのネットワーク58号はこちら)
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