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フラット35Sの1%金利優遇が当初の11年末から3カ月早め9月30日に締め切られることになった。フラット35Sの1%金利優遇は?次世代省エネ基準?耐震2等級?高齢者対策3等級?劣化対策3等級のどれかを満たせば、フラット35の金利から当初10年間さらに1.0%の金利優遇を受けることができることから、フラット35の申込の9割近くを占めるなど利用が集中した。「現在の低金利」「35年間固定」「当初10年間金利優遇」の理由のほかに、住宅エコポイントでの次世代省エネ住宅の普及により、フラット35Sに申し込めるようになったことが大きい。住宅エコポイントの着工時期が7月末に早まったことと合わせて早まったことになる。
1%優遇終了後フラット35Sは、従来の0.3%10年間引き下げタイプと、0.3%20年間引き下げタイプ(長期優良住宅)に戻ることになる。フラット35Sの締め切りを伝え、見込み客へのあとひと押しにすることも重要だが、現在の取りかかり中のお客さんとトラブルにならないように注意したい。9月末まで金融機関にローンを申し込めば、引き渡し前でも金利優遇をうけれるので、金融機関との調整が必要だ。
(住まいのネットワーク71号はこちらから)
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