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間口(柱~柱)10mの木造トラス構造の庇建屋を新築しました。

工務店　勇組

お米農家さんの農作業をする巨大な庇建屋です。普通は「鉄骨造」で建てられる建築物ですが、鉄骨は表面にサビ止め塗装するため経年劣化で塗装膜が剥がれ落ちて大事なお米に混入する心配があるため、あえて「木造」を選択。・・・・・・がしかし、通常の木造のように柱の数が無いため「トラス構造」を用いりました。施主様の食の安全=無農薬=天然・・・という理念の上からでも「木造」にこだわった物件です。基本設計は勿論、当方が手掛けています。

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  工事中の写真です。

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  トラス組が分かりやすい写真です。

場所	加須市
工事概要	木造庇建屋本体・土間コンクリート・雨水のためのU字溝と浸透桝設置
規模	30坪
金額	400万
工事期間	3.5か月
補足事項	お米のための乾燥機小屋と納屋さらにお母屋住宅が配置するため、新規庇建屋の柱位置が限定され下調べなどの調査に時間を取られましたが、柱の立てられない箇所は直接乾燥機小屋と納屋に連結する事で強度を分散させることが出来ました。また、間口のトラス梁の箇所は将来シャッターを増設する予定もあり、木造トラス梁の芯材に角鋼を入れています。塗装膜が経年劣化で剥げ落ちる事を想定して杉板で覆う(壁)ことにしました。